皆さんは「職場が臭う気がする……」と思った経験はありませんか? 毎日働く場所でいやな臭いがすると、仕事のやる気まで削がれてしまいます。きちんと臭い対策をして、いやな臭いとは無縁の清潔なオフィスを目指しましょう。ここでは、職場で気になる臭いの原因とその対策について紹介していきます。
職場で気になる臭いの原因
オフィスに入った途端に感じるいやな臭い。職場が全体的に臭う場合は、オフィス環境に問題があるのかもしれません。以下で、職場におけるいやな臭いの原因を見ていきましょう。
エアコンの臭い
エアコンは周囲の空気とともに、埃やちりなども吸い込んで吐き出します。そのため、汚れがエアコン内部に溜まると、空気を放出するタイミングでいやな臭いも一緒に吐き出してしまうのです。
排水口の臭い
給湯室などにある排水口は、食べ物のカスなどが詰まりやすい場所です。この汚れに細菌が付着し、いやな臭いを発生させます。
タバコの臭い
タバコに含まれているタールは、強力な悪臭の発生源です。このタールが煙となり、オフィスの壁紙などに付着して悪臭になります。
カーペットの臭い
靴の裏に付着した泥、こぼれた飲み物などが付着するカーペットは、汚れやすいオフィス用品です。しかもカーペットは掃除がしにくく、溜まった汚れがいつのまにか悪臭を放っていることは意外と多いと言えます。
職場で気になる臭いの消臭法
それでは、職場で発生するいやな臭いを消すには、どうすれば良いのでしょうか。今日からでも行えるさまざまな消臭方法を下記でまとめました。
換気を行う
窓を開けて部屋の空気を総入れ替えします。風が吹いていないときなど、部屋の空気がなかなか入れ替えられないときは、扇風機を使って空気を循環させてみてください。
掃除を徹底して行う
臭いの原因を根本から取り除きます。エアコンのフィルターや排水口、カーペットなど、心当たりのある場所を徹底的に掃除しましょう。汚れがひどい場合は、専門の業者に頼むのもひとつの方法です。
濡れたタオルを振り回す
濡れたタオルをくるくると回すと、水分がニオイ成分を吸収して、空気中のいやな臭いが緩和されます。その際、タオルに少量のお酢を含ませると、さらに効果が高いと言われています。
消臭剤を設置する
壁紙やカーペットなどに染みついた臭いは、掃除だけでは取り除けないこともあります。その際は、臭いが気になる場所に専用の消臭剤を設置しましょう。職場だと大掛かりな臭い対策ができないことも多いため、デスクで行う手軽な臭い対策としてもおすすめです。
職場で気になる臭いの予防法
職場でいやな臭いを発生させないためには、こまめな掃除や換気がポイントになります。臭いの種類にもよりますが、臭いは空気よりも重いとされているので、床をマメに掃除することをおすすめします。
あわせて換気などをして空気が循環する流れをつくり、室内に臭いがこもらないようにしておくと良いでしょう。
1日の大半を過ごす職場は、過ごしやすい快適な空間であることが理想的です。上記で紹介した方法を参考に、いやな臭いを解消しましょう。