オメガエア OMEGA AIR フィルターエレメントは省エネにつながるか
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圧縮空気システムの課題
ガス・電気・水とともに第4のユーティリティと位置づけられる圧縮空気ですが、工場におけるエネルギー使用量の20~30%近くを占めており、コストパフォーマンスと環境の点において効率の悪いユーティリティーと言えます。
工場においては、ごく一般的なシステムであるにも関わらず、圧縮空気システムは一般的に非効率的なシステムのひとつであり、
入力エネルギーの80〜90%以上が圧縮熱だけで失われます。
全体的な非効率性に加えて、エア漏れの発生やメンテナンス不全、不適切な部品の使用などで、エネルギーコストが押し上げられ、
圧縮空気システムの寿命を縮めていることも事実です。これは、圧縮エアが最も高価なエネルギーのひとつであることを意味しており、
多くの場合、大規模製造業にとって年間数千万円のコストが無駄になっていることを表しています。
コンプレッサの消費電力は、工場設備で消費される電力のうち全体の約25%を占めます。
工場側の必要風量が大幅に減少し、コンプレッサの負荷が軽減することで、大きな省エネ効果を生むことができます。
また、コンプレッサにかかるコストの大部分は電力コストであり、コンプレッサのエネルギー消費の見直すことで、
大幅なコスト削減と環境負荷低減による環境改善への寄与ができます。
フィルトレーションの改善によるダウンタイム防止と省エネ効果
圧縮空気に含まれるオイル、水分、ダストおよび油分を適切に除去することによって、機械・設備の耐用年数の向上、
配管内腐食によるエア漏れの防止、圧損率の上昇によるエネルギーコストの高騰と環境負荷の増加を低減させることができます。
圧縮空気用のエアフィルターは空気中の余分な水分やコンタミなどをろ過し、清浄な空気に変えてくれる大きな役割を担っています。
高品質な圧縮空気が求められる産業においては、コンタミの許容範囲によって選択するフィルターの種類や設置するフィルター数量が異なってきます。
低圧損フィルターによる省エネ化
オメガエアは高性能ろ紙を特殊な編み方をすることで、ろ過面積を広くすることで、低圧損化させたフィルターエレメントです。
低圧損フィルターを使用することによって、コンプレッサの吐出圧力を下げることが可能になります。
圧縮空気に含まれるオイル、水分、ダストおよび油分は、圧縮空気の品質そのものを左右し、最終的には設備機械の寿命にも影響します。
圧縮空気が生産現場において機械トラブルや塗装上のトラブルの原因となることも多く、
エアの品質を見直すことによって製品品質や生産性大きく向上させることができます。