オメガエア OMEGA AIR 圧縮空気内の除湿の重要性
- HOME
- オメガエア OMEGA AIRコラム
- 圧縮空気内の除湿の重要性
圧縮空気の品質改善
冷凍式エアードライヤーはエアコンの除湿と同様に冷却して空気中の水分を結露させて除湿を行う方式です。
コンプレッサからの圧縮空気は飽和状態となっており、そのまま使用した場合、水分がエアガンから圧縮空気とともに噴出したり、
機械・設備へ流れ込むことでトラブルの原因となります。冷凍式ドライヤーは圧縮空気中の水分除去にとても重要な役割を持っています。
冷凍式ドライヤーの役割
コンプレッサで圧縮された空気は、水蒸気を含んだ空気となります。水蒸気の大きさは一定であることから、空気を圧縮すると水蒸気量が増加し、
空気中に溶けこめずに水蒸気が結露し、ドレンとなって出現します。冷凍式エアドライヤーの役割は、圧縮空気中の水分を除去することです。
飽和水蒸気量は温度が低いほど少なくなるため、冷媒を循環させることによって、熱交換器部で圧縮空気を冷却し、
露点10℃程度まで冷却することによって水蒸気を液化させます。この液体はドレンとなり、ドレントラップやドレンセパレータで分離して排出します。
エアドライヤーの負荷を抑えることで省エネに!
コンプレッサの仕様から低圧化させたり、空気入口温度が高くなるほどエアドライヤーの負荷が大きくなり、
除湿能力が低下します。そのため、負荷を抑制するために注意してエアドライヤーを選定する必要があります。
オメガエアのRDP冷凍式圧縮空気ドライヤーは、圧縮空気から水分を効率的に分離するように設計されているので、
圧力下露点が+3℃低くなります。実績のある堅牢な設計により効率的で信頼性の高い操作性や迅速な設置と
メンテナンスの省力化を実現しました。環境負荷の低い冷媒を使用することでSDGsなどの環境対策にも役立ちます。